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知っておきたい園芸情報 - 園芸コラムレモンの木の剪定方法|タイミングや失敗しないコツを解説

レモンの木の画像

レモンの木は、実付きを良くし、管理しやすくするために剪定が必要です。実が小さく、木の育ちが悪い原因には、日当たりや肥料の不足、病害虫の影響などが考えられるほか、適切な剪定ができていない可能性もあります。

しかし、剪定をすると木が弱らないか、気になる方もいるでしょう。本記事では、レモンの木の剪定方法について、時期や手順、注意点など、失敗しないコツを解説します。

目次

レモンの木を剪定する目的とタイミング

レモンの木を剪定する目的は、おもに以下の3つです。

・樹形をコントロールして高くなり過ぎるのを防ぐ
・実付きを良くする
・病害虫を防ぎ、管理しやすくする

大きな剪定は、木の成長期が始まる前の3月頃に、樹齢に合った剪定を行うのが基本です。成長期前は切り口から出る樹液の量が少なく、木への負担を軽減できます。

なお、枯れ枝や徒長枝を切る程度の軽剪定は、6月頃まで可能です。木に負担をかけないように、状態を見ながら剪定しましょう。

【樹齢別】レモンの木の剪定ポイント

レモンの木は、生育初期にはおもに樹形を作るための剪定を、樹形ができあがったら実付きを良くするための剪定を行います。ここでは、樹齢別の剪定のやり方や注意点を解説します。

1年目の剪定

1年目はまだ幼木のため、剪定で大きく切る必要はありません。主幹が伸び過ぎた場合にのみ、木の高さを整える程度に切り戻します。残したい芽の少し上で切ると、新芽が成長しやすくなります。

強く剪定し過ぎると、生育が遅れる可能性があるため注意してください。

2~3年目の剪定

2~3年目は、樹形のベースを作る剪定を行います。併せて、根もとから生えた若芽(ひこばえ)や日当たりを悪くする方向へ伸びた枝などは、根もとから切り落としましょう。

2年目は、状態の良い2~3本の主枝を選んで残し、重なる枝や内向きの枝を根もとから切り落とします。残す枝は、新しい枝の枝分かれを促すため、先端から3分の1ほどを切り戻します。

3年目は、主枝から分かれて伸びた枝(亜主枝)を含めて、横に広がるように剪定します。実が付いた枝は、翌年は実が付かないため元気な葉が残っている部分から先を切り落として整理しておきましょう。

4年目以降の剪定

樹形が定まった4年目以降は、実付きを良くするための剪定を行います。木の内部に光や風が通るように、混み合った枝や古くなった枝を切り落とします。

なお、手入れせず枝が密集している場合は、一度に剪定すると木への負担が大きくなります。数年かけて少しずつ整えましょう。

レモンの木の剪定に必要な道具

剪定道具の画像

レモンの木の剪定には、以下の道具を用います。

・剪定ハサミや植木ハサミ、剪定のこぎり
・園芸用の手袋
・熊手やビニル袋
・癒合剤

ハサミやのこぎりは、剪定する枝の太さに応じて使い分けます。また、レモンの木はトゲがあるため、園芸用の手袋を着用しましょう。切ったあとの枝を処理する際には、熊手やビニル袋などがあると便利です。

癒合剤は、病原菌の侵入を防ぐためのもので、太い枝の切り口に塗布します。

「トップジンMペースト」は、剪定後に用いるペースト状の殺菌剤です。病原菌の侵入・枯れ込みの防止や、切り口の保護・癒合促進のために用います。チューブ容器に入っており、直接切り口に塗布し、ハケなどで塗り広げるだけで、簡単に処置できます。

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レモンの木の剪定方法

レモンの木は、主枝を3~4本横方向に伸ばした「開心形」に仕立てるのが理想的です。樹勢が強いため、高さをコントロールして横に拡げるように剪定を行う必要があります。ここでは、剪定の手順を具体的にご紹介します。

樹形を整える

レモンは樹高が高くなり過ぎると管理しにくくなり、枝が混み合って日当たりや風通しが悪くなることで、実付きにも影響します。地植えの場合は2m程度、鉢植えの場合はさらに低く、鉢の直径の3~4倍くらいまでの高さを目安に、頂上枝を切り戻して高さを抑えましょう。

また、中間から上部で横に広がり過ぎた枝もカットして整えます。

不要な枝を除去する

以下のような枝は、生育の妨げとなるため不要です。根もとから切り落としましょう。

・枯れ枝
・内向枝
・混み合った枝
・株もとから生える若芽(ひこばえ)
・横枝の途中から真上に伸びる徒長枝
・地面に付く、もしくは上下で干渉する下垂枝
・途中や内側に生える細い枝

前年に実が付いた枝を切る

レモンは、前年に実が付いた枝だと、基本的に翌年は実が付かないため、収穫を終えた枝は樹形を見ながら整理します。不要な枝は根もとから切り落とし、枝数を適度に調整することで、新しい枝の発生を促しやすくなります。

レモンの木の剪定に失敗しないための注意点

ポイント画像

レモンの木を誤った方法で剪定すると、実付きの悪化や病害虫の発生、生育の不良などが生じます。剪定に失敗しないための注意点をご紹介します。

一度に多くの枝や葉を切らない

レモンは、実一つを付けるために葉が25枚必要といわれ、光合成が十分にできないと実が付かなくなってしまいかねません。また、木にかかる負担も大きくなるため、剪定のし過ぎに注意しましょう。除去する枝は、全体の15%程度にとどめておきます。

実を付けた枝にマーキングしておく

先述のとおり、レモンは実を付けた枝は、基本的に翌年実が付きません。収穫後の枝をマーキングしておくと、翌年の着果が期待できる大切な枝を誤って切らずに済むでしょう。

真夏・真冬には剪定しない

レモンは高温や低温で弱り、剪定すると木に大きな負担がかかります。病気にかかったり、枯れたりするおそれがあるため、暑過ぎる真夏や、寒過ぎる真冬の大きな剪定は避けましょう。枯れ枝や不要枝の剪定にとどめておくことが大事です。

剪定で弱ったレモンの木には活力剤がおすすめ

レモンの木が剪定で弱った場合、肥料は負担になることがあります。体力の回復をサポートする、活力剤を与えましょう。

「X-ENERGY」は、バイオスティミュラント成分を配合した活力液です。ストレスケアや生育アップ、元気の回復などの働きがあり、弱ったレモンの木に適しています。

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実付きを良くするためには、適切な剪定に加えて肥料管理も重要です。特に花芽形成や着果にはリン酸がかかわるため、開花前後はリン酸を含む肥料を適切に与えましょう。

例えば、「ベジフル液肥」や「マイガーデンベジフル」はレモンを含む果樹の栽培にも活用しやすく、花付きや実付きをサポートする肥培管理の際に役立ちます。

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さらにレモンは、開花時に人工授粉を行うことで、着果率の向上も期待できます。

剪定による樹形管理、X-ENERGYによる樹勢維持、リン酸を意識した肥料管理、適切な授粉を組み合わせることで、木の高さを抑えながら、実付きの良いレモンの木を育てやすくなるでしょう。

レモンの木の剪定に関するよくある質問

レモンの木の剪定に関する、よくある質問と回答をご紹介します。

レモンの木を剪定しなかったらどうなりますか?

剪定しないと、枝が混み合って葉に十分な日光が当たらず、光合成も満足にできません。また、風通しが悪くなって病害虫の被害を受けやすくなるほか、実が小さく少なくなる可能性があります。

加えて、樹形も乱れやすくなります。特に樹高が高くなり過ぎた場合、自分での管理が難しくなるため、定期的に剪定する必要があります。

剪定時にトゲを切っても問題ありませんか?

トゲは生育に大きな影響をおよぼさないため、切っても問題ありません。むしろ、収穫やお手入れの際のケガや、実のこすれも予防できるため、切ることをおすすめします。

春に剪定できなかった場合はどうしたら良いですか?

春を過ぎても、枯れた枝や大きく伸び過ぎた枝を整理する程度であれば構いません。他方、樹形を大きく整える強剪定は木への負担が大きいため、翌年の春まで待ちましょう。

特に、冬は寒さで生育が鈍くなっているため、無理な剪定は負担が大きくなります。枯れ枝や不要な枝を取り除く程度に抑えてください。

まとめ

レモンの木の剪定は、実付きを良くするために欠かせません。生育の妨げになる枯れ枝や若芽(ひこばえ)、内向枝などは適切に除去しましょう。また、剪定は樹形を整えるためにも必要です。特にレモンは高く伸びやすいため、剪定で適切な高さにコントロールしてください。

剪定は、木に負担をかけるお手入れです。やり過ぎると、葉が減って光合成が十分にできなくなったり、切り口から病原菌が侵入しやすくなったりします。最悪の場合、枯れることもあるため、注意してください。

剪定で弱ったレモンの木の体力回復に役立つ「X-ENERGY」や、実付きをサポートする「ベジフル液肥」「マイガーデンベジフル」などの肥料を活用して、レモンの木からより多くの実の収穫に挑戦してみましょう。

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